“クルマは機械である”
自動車を形作るのは、様々“エンジニアリング”であり、“テクノロジー”です。
かつてはハードフェアとしての自動車をきちんと語るメディアが数多く存在しました。
弊社三栄書房が発行していた「Motor Fan」もそのうちのひとつでした。
しかし、現在の自動車雑誌は、自動車をソフトとして捉える、
あるいはブランドとして語るものが多くなっています。
「技術を知り、楽しむ」「ハードフェアの仕組みや理論からクルマをより深く理解する」
そんなアプローチの雑誌はなくなってしまいました。
「Motor Fan illustrated」は、
自動車をテクノロジーやエンジニアリングから見て考え、
そして図解する自動車雑誌です。
“テクノロジーがわかると車はもっと面白い”
私たちはそう考えいます。テクノロジーやエンジニアリングがわかれば、
そこに込められた技術者の想いやメーカーのフィロソフィがより深く理解できる。
よりクルマを楽しめる。私たちはそうも考えています。
こうした企画に興味を示し、知的エンターテイメントに歓びを感じる人々を、
私たちは仮に「理系人間」と呼ぶことにします。
べつに理系の勉強をして理系の職業に就いていなくてもいい。
理系の事柄に興味と関心を持っている人、それが私たちの考える「理系人間」です。
理系のハートを忘れないクルマ好きのための雑誌。
「Motor Fan illustrated」はそんな雑誌を目指しています。
話題の最新技術はもちろん、自動車の基礎理論、新型車のレポート、かつての名車の解説、
モータースポーツの技術開発・・・・・理系の視点から自動車を考えてみると、
まったく新しい、“自動車のカタチ”が見えてきます。
技術の基礎と醍醐味、技術者の息吹、自動車産業の行く末などを、
イラスト・写真をふんだんに使って、わかりやすく図解しています。