かつての軽スポーツの名車、スズキ・カプチーノ。軽自動車とは思えない本格的なFRターボ&オープンスタイルで、1990年代のクルマ好きの心を掴んだ1台です。
その後継となる「新型カプチーノ」は長年にわたり登場が噂され続けており、2025年現在でも復活を望む声が根強く残っています。
本記事では、新型カプチーノに関する最新のリーク情報、登場の可能性、搭載エンジンの予想やライバル車比較、さらに「今買うならどの車が近いか」まで詳しく解説します。
画像 : MOTOR FAN作成 予想CG画像
カプチーノとは?軽スポーツを代表する名車
カプチーノ(EA11R/EA21R型)は、1991年に登場したスズキの2シーター軽スポーツオープンカーです。
特徴は軽量FRレイアウト、0.66Lターボエンジン、脱着式ルーフ構造による本格的なオープンドライブ性能。
現代では貴重な“本気の軽スポーツ”として、中古市場では高値で取引され続けています。
新型カプチーノは出るのか?現時点の動向まとめ
2025年時点で、スズキ公式から新型カプチーノの開発や発売に関する公式発表はありません。
しかし、自動車業界内では以下のような「復活の可能性を感じさせる動き」がいくつか報じられています。
- スズキが欧州市場向けに新型スポーツコンセプトを開発中との報道(2023年)
- ワゴンR BEVやスイフトスポーツ後継の開発が進む中、「走りのスズキ」復活に期待する声
- 軽スポーツカー再評価の流れ(ホンダS660終了後の市場空白)
現実的に見ても、完全新開発の軽スポーツ車を再び商品化するにはコスト面での課題が大きく、登場するなら「EVコンセプト」か「共通プラットフォームでの限定車」になる可能性が高いとされています。
もし新型カプチーノが登場するなら?予想スペックと価格
あくまで予想ベースですが、新型として考えられるスペックは以下の通りです。
- 全長×全幅×全高:3,400mm×1,480mm×1,200mm前後(軽自動車規格ギリギリ)
- 駆動方式:FRまたは後輪駆動ベースの電動アシスト(e-FR)
- エンジン:660cc ターボ or マイルドハイブリッド or 電動(BEV)
- ミッション:6MT or CVT+パドルシフト
- 予想価格帯:180〜240万円(量産型なら)
軽自動車のスポーツモデルとしては、コスト面や衝突安全基準への対応から電動化との融合が必須条件になる可能性もあります。
競合・ライバルと想定されるモデル
車種 | 駆動方式 | 特徴 |
---|---|---|
ホンダ S660(生産終了) | MR | 軽スポーツ最後の本格派。中古価格高騰中 |
ダイハツ コペン | FF | 着せ替え可能なオープン。街乗り重視 |
マツダ ロードスター | FR | 軽でなくとも「走る楽しさ」は最強 |
アルトワークス(生産終了) | FF | スズキの走りの系譜を受け継いだ軽 |
新型カプチーノが登場するなら、これらの“軽スポーツorコンパクトFR”との比較対象になるでしょう。
旧型カプチーノの中古市場動向と今後の価値
現在、カプチーノ(1991〜1998年式)は中古車市場でプレミア価格がつきつつあります。
- 価格帯:100万〜250万円超(状態・改造内容による)
- 流通台数:年々減少中。無改造・低走行は希少価値大
- 今後の傾向:生産終了後25年以上経過し、ネオクラシック枠として資産価値上昇の傾向
新型が登場すれば、旧型への注目度もさらに上がる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
まとめ:新型カプチーノの復活に期待しつつ、今を楽しむ選択もあり
スズキ・カプチーノの新型は、現時点では「夢」ですが、EV技術や再評価の流れ次第では“あり得ない話ではない”という状況です。
復活の可能性にワクワクしながら、旧型を今のうちに手に入れて楽しむのも賢い選択肢。軽スポーツの原点を体感したい方は、ぜひ今のうちにチェックしてみてはいかがでしょうか。