子育て世代やシニア層に圧倒的な支持を集める軽スーパーハイトワゴン「ダイハツ・タント」。
そのタントが、2025年に約5年ぶりのフルモデルチェンジを迎える見込みとなりました。
新型ではプラットフォームの改良、安全装備の進化、さらにはハイブリッドシステムの搭載可能性も浮上しており、大幅な刷新が期待されています。
本記事では、発売時期・デザイン・スペック・価格情報・変更点までをわかりやすく解説します。
画像引用元 : ダイハツ公式サイト
新型タントの発売時期はいつ?
2025年内の発売が有力とされており、早ければ夏から秋頃(8〜10月)に登場する可能性があります。
現行型(4代目)は2019年登場で、すでに商品サイクル5年目に突入。定番のタイミングでのモデルチェンジとなる見込みです。
一部販売店では、既に「フルモデルチェンジ予定」との事前案内が始まっており、今後は先行予約やティザー情報の公開が順次進むと見られます。
デザインはどう変わる?新型タントの外観とサイズ感
新型タントでは、ダイハツの最新デザイン言語を採用しつつ、タントらしい「親しみやすさ」と「視認性の良さ」をさらに強化したフォルムが期待されます。
- フロント:よりシャープなLEDヘッドライト+大型グリル
- サイド:フラットでスッキリしたウィンドウライン
- リア:コンビランプの位置変更や新意匠バンパー採用
ボディサイズは軽自動車規格(全長3,395mm×全幅1,475mm)内に収めつつ、車内空間の拡大や視界改善を狙ったパッケージングになる可能性が高いです。
パワートレインは?待望のハイブリッド搭載か
注目されるのは、**シリーズ式ハイブリッド「e-SMART HYBRID」**の採用です。
- モーター駆動×エンジン発電方式(従来のCVT式と異なる構造)
- すでにロッキーやタフトで実績があり、軽モデルへの転用が現実的
- EV感覚のスムーズな走行性能と燃費性能の両立が可能
また、従来の660cc自然吸気+ターボエンジンも改良されて継続される見込みで、ガソリンとHVの2本立て構成となる可能性が高いです。
内装・装備の進化ポイント
新型タントでは、利便性や快適性も大きく進化することが予想されています。
- 10インチクラスの大型ディスプレイオーディオ搭載
- デジタルメーター化+タッチ式操作パネル
- 電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド
- 前席・後席のスライドドア開閉やシートアレンジの改善
- 後部座席のチャイルドシート装着性や乗降性向上
さらに、**スマートアシスト最新バージョン(ver.5.0以上)**を搭載し、夜間検知・横断者対応・右直事故回避支援など、先進安全性能の強化が期待されます。
価格帯の予想|エントリー〜最上級までの幅広い展開に
価格は以下のようなレンジで設定されると予想されます。
グレード | 想定価格(税込) |
---|---|
L(ガソリン・NA) | 約1,400,000円〜 |
X(スマートアシスト搭載) | 約1,600,000円〜 |
カスタムG(ターボ) | 約1,800,000円〜 |
ハイブリッドモデル | 約1,900,000円〜2,200,000円前後 |
安全装備の標準化やハイブリッド化によるコスト増がある一方で、燃費性能や装備充実によるトータルバリューの向上が見込まれます。
競合モデルとの違いは?
車種 | 特徴 | 新型タントの優位性 |
---|---|---|
ホンダ N-BOX | 人気No.1/先進装備充実 | ハイブリッド未搭載の点で差別化可能 |
スズキ スペーシア | 新型登場済/内装の質感◎ | 室内の広さ・乗降性で対抗可 |
三菱 デリカミニ | SUV風/スライドドア軽 | タントの方が価格と燃費に優れる可能性 |
新型タントは、これらライバルと比較しても「価格・実用性・安全性の総合バランス」で勝負してくると見られます。
よくある質問(FAQ)
まとめ:2025年の新型タントは“実用×電動化”を両立した大本命モデルに
ダイハツ・タントは、2025年のフルモデルチェンジにより、スーパーハイト軽としての“使い勝手”を残しつつ、電動化や安全性能を強化した次世代モデルへと進化します。
「室内広々+スライドドア」の魅力に加え、ハイブリッド対応や装備の近代化により、幅広いユーザー層にとってより魅力的な選択肢となるでしょう。
今後のティザーや予約開始情報にも注目が集まります。