レクサスの上級セダン「ES」は、高級感あるデザインと快適性、静粛性を兼ね備えた1台として、幅広い層に支持されています。
新車価格が600万円台からとハードルの高いモデルですが、中古市場では手が届きやすい価格帯まで落ち着いてきました。
本記事では、「レクサスESの中古は本当にお得なのか?」「狙い目の年式やグレードは?」「失敗しない中古の選び方は?」といった疑問に対し、初心者でもわかりやすく丁寧に解説します。
画像引用元 : レクサス公式サイト
レクサスESとは?特徴と魅力をおさらい
レクサスESは、北米や中国などで人気を誇る高級セダンで、日本では2018年に正式導入されました。
FFプラットフォームを採用し、静粛性・乗り心地に優れ、クラウンよりもゆったりとした室内空間を実現しています。
パワートレインはハイブリッド(2.5L+モーター)のみで、燃費性能も高く、都市部でもロングドライブでも優れた快適性を発揮します。
2025年最新|レクサスESの中古価格相場
年式 | グレード例 | 走行距離 | 価格帯(目安) |
---|---|---|---|
2018年式 | ES300h Ver.L | 5〜6万km | 約280万〜330万円 |
2019年式 | ES300h F SPORT | 4〜6万km | 約300万〜370万円 |
2020年式 | ES300h Ver.L | 3〜5万km | 約330万〜400万円 |
2021年式 | ES300h(後期) | 2〜4万km | 約370万〜450万円 |
2022〜23年式 | ES300h F SPORT | 1〜3万km | 約430万〜500万円 |
年式が新しくなるほどデジタルミラーや安全装備の進化が見られます。300万円前後で2020年式が買える今は、コスパの面で非常に狙い目です。
中古で狙うべきグレードと理由
Ver.L(バージョンL)
上質な本革シート、リア電動リクライニング、ナノイー空調など快適装備が満載。中古でも高リセールが期待できます。
F SPORT
専用サス&内装、LFA風メーターが特徴。スポーティなデザインを好む方におすすめ。走行性能よりもスタイル志向に向いています。
標準グレード
予算を抑えたい方に最適。装備は必要十分で、上位グレードにこだわらないならコスパ◎。
中古で購入する際の注意点とチェックポイント
- ナビ・安全装備の年式差をチェック(2021年からインフォテインメント刷新)
- デジタルインナーミラーの有無(グレード・年式によって異なる)
- メンテナンス記録がしっかり残っている車両を選ぶ
- メーカー保証の残期間や延長保証の有無を確認
レクサスは「CPO(認定中古車)」が充実しており、車両状態に不安がある場合はCPO車両を優先して探すのもおすすめです。
ライバル車との比較|ESは中古でも高コスパ?
モデル | 中古価格帯(年式2020年目安) | 特徴 |
---|---|---|
レクサスES | 約330万〜400万円 | 静粛性と高級感に優れるFFセダン |
トヨタクラウン | 約280万〜350万円 | FR駆動、上質な乗り味 |
アウディA6 | 約300万〜400万円 | デザインと質感に強み |
BMW 5シリーズ | 約320万〜420万円 | スポーティさが魅力 |
国産・輸入車を問わずD〜Eセグメントでは屈指の静粛性と乗り心地を誇り、リセールバリューも良好なESは中古でも非常に魅力的な選択肢です。
実際のオーナー評価と筆者の体験談
筆者が2020年式ES300h Ver.Lを試乗した際、最も印象的だったのは「静かすぎる車内空間」でした。
高速走行時でも風切り音が抑えられており、助手席との会話もストレスなく楽しめるほど。
また、リアシートの座り心地や装備も非常に充実していて、「後席に乗る人の満足度」も高いと感じました。
高級セダンの快適性を求めながら、トヨタ車の安心感も兼ね備えたい方には非常におすすめです。
よくある質問(FAQ)
まとめ:レクサスESの中古車は“上質さとコスパ”を両立できる賢い選択
レクサスESは、新車では高額に感じる方でも、中古であれば300万円台から手に入る現実的な高級セダンです。
静粛性・快適性・燃費性能・ブランド力のすべてを高水準で兼ね備えており、中古でも満足度の高い1台を探すことができます。
「上質なセダンを賢く手に入れたい」——そんな方は、今こそレクサスESの中古車を検討する価値があります。